●概要
北東北3県のうちのひとつ。日本海に面する。
東には奥羽山脈が壁のように立ちはだかり、北には白神山地、南には出羽丘陵と三方が山に囲まれている。
県全域の90%の地域が特別豪雪地帯。夏期は冬季とは正反対に日照時間が多く晴天が続くことも少なくない。四季の表情がはっきりしている。
米どころであり、酒どころである。
米は新品種を育成し、「あきたこまち」、「たかみのり」がある。
酒は、酒作りに適した気候、水がおいしいなど好条件がそろっている為、県内で生産される銘柄は、100を超える。
|
●観光
世界自然遺産の白神山地。
白神岳を中心としたブナの原生広葉樹林が広がる。世界遺産に指定されたのは、1993年12月のことである。
田沢湖。水深423.4mと日本一の深さを誇る。周囲には、「たつこ像」「御座石神社」などがあり遊覧船が運行されている。
子安峡は約8qにわたる渓谷で近くには「大安峡大大墳湯」がある。98度の温泉が蒸気となって噴出しているもので、大きな音を立て上がる様は大迫力である。
|
●グルメ
米の国秋田の代名詞として有名な、きりたんぽ。きりたんぽ鍋の出汁の多くは、比内地鶏で取っている。
魚は、ハタハタが有名である。一時は絶滅寸前までいったが、現在では資源回復しつつあり、再び食卓に並ぶようになった。卵は、ブリコと言う。また、ハタハタの魚醤をしょっつると言い鍋料理が有名。
他にとんぶりやじゅんさいなどの珍しい野菜も食べられる。
一部の地域では、納豆に砂糖を入れれる習慣がある。
他に、だまこもち、なたわりがっこ、いぶりがっこ。
| |