東京都ってこんなトコ

●概要
 本州東部、南北のおよそ中心に位置する日本の首都。
23の特別区が置かれ、都庁は1991年に千代田区丸の内から新宿区西新宿に移した。
1964年にアジア初となるオリンピックを開催し、北海道・札幌市と共に国内でオリンピック開催を機に急速に発展を遂げた都市でもある。

現代の近代都市においての都市機能を完全に備えており、人口は約1300万人を数え、首都圏や都市圏における人口規模は世界一である。
世界の先進国内で、経済・インフラあらゆる面で比較してもその成熟度は紛れも無く世界でトップを争う近代都市であり、特に交通網は日本国内は勿論、他の先進国都市と比べてもその完成度は群を抜いている。

現在の東京の基盤となった都市計画は、江戸時代に徳川家康の側近であった僧侶・天海が風水に基づいて行ったとされ、皇居(江戸城)を中心に都市にエネルギーを集めるべく、らせん状(渦巻き)に幹線道路が設置されたという。現在でもその名残は生かされており、内堀通りから環状8号線に至るまでまさに環状(らせん状)になって幹線道路が残っている。その為、札幌や京都・名古屋など碁盤目状に区画された都市で生活していた者にとっては戸惑う事も多い。

よく、「江戸っ子」という言葉を耳にするが、純粋に「江戸っ子」とは東京在住が三代続いて呼べるという説があり、その点で現在の東京では「江戸っ子」と呼べる人達は都民の3分の1以下である言われ、言い換えれば現在の「東京」は日本全国各地から人々が集まって創られた”巨大な都市”と言える証拠なのかもしれない。

因みに、よく静岡県管轄下と勘違いされがちであるが、伊豆七島や小笠原諸島、日本最南端の沖ノ鳥島、最東端の南鳥島は東京都の行政管轄下に属している。


 
●観光
 江戸時代から続く文化・史跡などと、最先端の流行や町並みなどの顔を併せ持つ東京は、様々な観光スポットが点在しており、浅草・雷門、美術館・博物館が集まる上野公園、文化・流行の発信地である銀座・六本木・渋谷、都庁を抱える新宿、お台場臨海副都心、東京タワー、郊外では伊豆七島をはじめ東京とは思えないほど自然と触れることが出来る奥多摩、日本百景でミシュランの観光ガイド三ツ星を2007年から連続で獲得している高尾山、などなど数え上げれば幾つもあり、東京在住でもなかなか東京観光地すべてを長期に渡っても周り切るのはさすがに難しい。。。
さらに2011年には新たな電波塔である「東京スカイツリー」が墨田区・押上に完成予定で、今後この高さ610mと東京タワーの倍近い高さを誇る新たなランドマークは世界でも屈指の観光スポットになるだろう。。



●グルメ
 よく「江戸前○○」という言葉があるが、この「江戸前」という意味は東京湾で水揚げされた魚介を広く表す言葉で、神奈川県・横須賀沖や千葉県・富津沖で水揚げされた魚介も”江戸前”である。古くから寿司は「江戸前」!という人も多く、この東京湾で水揚げされた新鮮な魚介料理は絶品である。
また、築地をはじめ東京都内の各市場には日本全国各地から多くの食材が集まってくるので、東京では日本全国各地の料理を網羅して楽しむことができる。東京で全国の郷土料理を食べ歩く!というのも楽しいかもしれない。

オススメとしては、神田・上野に古くから残る藪そばの名店、浅草の老舗・天ぷら店、佃島の佃煮、江戸伝統の和菓子などが挙げられるだろう。古き良き東京下町の風情を存分に味わう事ができる。


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